たまにはゆっくりと本殿の彫刻を眺めてみませんか?
今回は、下総野田愛宕神社<しもうさのだあたごじんじゃ>(千葉県野田市)についてお話していきます。
主祭神は、
迦具土命(かぐつちのみこと)
です。
旧野田町の鎮守で、社殿によると延長元年(923年)に創建されたと伝えられています。
Contents
下総野田愛宕神社の特徴
彫刻が見事!江戸時代後期に建立された社殿
本殿は11年の歳月をかけて文政八年(1824年)に再建された、三間社の社殿。その彫刻が美しく素晴らしいです。
千葉県有形文化財にも指定されています。彫刻は上州勢多群花輪の石原常八主信の作によるもので、透かし彫りという技法が使われています。
社殿周辺へは立ち入りができないので近くで見ることができませんが、遠くから眺めてもその素晴らしさがわかる彫刻です。参拝の際はぜひ、本殿の周囲からその素晴らしさを実感してくださいね。
今回いただいた御朱印
御朱印は櫻木神社でいただけます。
下総野田愛宕神社オンラインツアー
愛宕神社前交差点に鳥居が建っています。鳥居の左側が駐車場入り口です。
鳥居をくぐって、右側に手水舎。
手水舎の左側には石灯籠。享和二年(1802年)に建立されたものです。
手水舎の背面が社殿。
門の両脇には一対の狛犬。
参拝は門の手前で行います。
本殿へは神橋がかかっています。
本殿の右側にも鳥居があります。鳥居は元禄七年(1694年)に建立されたもの。
鳥居の両脇に一対の狛犬。
鳥居の左側には、御神水である延命水がいただけます。
本殿の裏手には境内社。
左から、稲荷神社、秋葉神社、三峰神社。
稲荷神社の左側には松尾大神の石碑。
社殿の右側にも境内社。
鳥居の先には大鳥神社。
その奥に、三社殿。左から、稲荷神社、道祖神社、今宮神社。
さらに、もう一つ三社殿。左から、疱瘡神、天満宮、秋葉山と並びます。
下総野田愛宕神社の情報はこちら
御祭神
【主祭神】
・迦具土命(かぐつちのみこと)
ご利益
火伏せ、防火、農耕守護、五穀豊穣、安産、子育て
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり ※櫻木神社にて書置きの御朱印がいただけます。
祭事
8月24日前後の金・土・日:例大祭
鎮座地(住所)
〒278-0037 千葉県野田市野田725
アクセス
・東武野田線「愛宕駅」より徒歩6分
駐車場
無料駐車場あり
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