今回は、日本三大火防の一社、茨城県笠間市にある愛宕神社・飯綱神社についてお話していきます。
主祭神は、
・火之迦具土命(ひのかぐつちのみこと)
です。
愛宕神社・飯綱神社は、愛宕山(標高305m)の山頂付近にあり、12月には無病息災を祈る悪態まつりが有名です。
Contents
愛宕神社の特徴
日本三大火防の一社
愛宕神社の創建は大同元年(806年)といわれ、1200年以上の歴史があり、火伏せの霊験があると伝えられています。
そのため、愛宕山の山頂付近にある愛宕神社は、日本三大火防の一社といわれています。もちろん、ご祭神には火之迦具土命(ひのかぐつちのみこと)。防火・防災の神がお祀りされています。
岩間悪態まつり
悪態(あくたい)まつりは、無病息災を祈るため、江戸時代中期ごろから行われるようになった奇祭です。この悪態祭りは、白装束や烏帽子(えぼし)を着けた十三天狗が、神職と愛宕山麓から山頂にある愛宕神社・飯綱神社までの約4キロメートルの山道を歩き、16か所の祠へ無言で供物を供えます。その際、参拝客同士で、「ばかやろう!」、「早く歩け!」など罵声を浴びせ来年のご利益を求めて供物を奪い合うというものです。
毎年12月の第3日曜日に行われており、日本三大奇祭の一つともいわれています。
今回いただいた御朱印
御朱印は2種類。愛宕神社と愛宕神社の奥宮である飯綱神社の御朱印がいただけます。
愛宕神社
飯綱神社(奥宮)
愛宕神社オンラインツアー
愛宕山の案内図です。愛宕神社は、愛宕山の山頂付近に建立されています。
今回は案内図の左側にある駐車場近くの鳥居から入ります。
鳥居をくぐりしばらく進むと手水舎があります。
手水舎の隣には、拝殿へと続く階段があります。
階段を上がると正面が拝殿です。
拝殿の手前には、一対の狛犬。
拝殿の裏手には、愛宕神社の奥宮である飯綱神社へ続く階段があります。
飯綱神社へ上がる途中には、複数の境内社が鎮座。
竜神社
松尾神社
出雲神社
阿夫利神社
山頂付近には、奥宮の飯綱神社。
飯井綱神社の裏手には、六角堂の夷針神社、十三天狗の祠があります。
六角堂の夷針神社
十三天狗の祠
愛宕神社の情報はこちら
御祭神
【愛宕神社】
・伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)
・火之迦具土命(ひのかぐつちのみこと)
・火結命(ほむすびのみこと)
・水波女命(みずはのめのみこと)
・埴山姫命(はにやまひめのみこと)
【飯綱神社(奥宮)】
・手力雄命(てぢからおのみこと)
ご利益
防火・防災、家内安全、殖産振興、五穀豊穣、縁結び、夫婦円満、子宝、安産、商売繁盛、出世開運、病気平癒、厄除け
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり
御朱印帳:なし
祭事
1月1日:歳旦祭
1月24日:例大祭
2月3日:節分祭
10月第3日曜日:千日祭
12月第3日曜日:悪態祭
鎮座地(住所)
〒319-0209 茨城県笠間市泉101
アクセス
・JR常磐線「岩間駅」より徒歩1時間
駐車場
無料駐車場あり
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