商売繁盛、五穀豊穣、金運を願いたいときに行きたい神社。
今回は、笠間稲荷神社(茨城県笠間市)についてお話していきます。
主祭神は、
宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)
です。
Contents
笠間稲荷神社の特徴
日本三大稲荷の一社
笠間稲荷神社は、日本三大稲荷の一社に数えられています(ただし、諸説あり)。
日本三大稲荷とは、
- 伏見稲荷大社(京都府)
- 笠間稲荷神社(茨城県)
- 竹駒神社(宮城県)
です。
京都の伏見稲荷神社は稲荷神社の総本社なので、日本三大稲荷の一社にはかならず入るのですが、その他の二社としては、豊川稲荷(愛知県)、祐徳稲荷神社(佐賀県)、最上稲荷(岡山県)なども候補としては挙げられます。
なお、豊川稲荷と最上稲荷はお寺で、お稲荷さんは神社、寺院ともに存在します。
重要文化財の本殿
拝殿の奥の本殿は、江戸時代末期の名工たちの手により建立されたすばらしい彫刻が彫られています。
笠間稲荷神社に参拝の際は、この後に紹介する「狐塚」と合わせて境内の裏手にも行ってみてっください。
パワースポットの「狐塚」
境内の奥には、笠間稲荷神社の最大のパワースポットといえる「狐塚」があります。
ここには、たくさんの狐の石像が置かれていて、拝殿と合わせてお参りすると、神様に願いを届けやすくなるかもしれません。
今回いただいた御朱印
御朱印は境内にある社務所でいただけます。御朱印は2種類。神社の御朱印と大黒天の御朱印です。
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境内の南側にある大鳥居です。
大鳥居の先、お土産屋を抜けると右手に手水舎があります。
さらに参道を進むと、楼門があります。この楼門は、萬世泰平門といい昭和36年に建立されました。
楼門をくぐると、正面に拝殿が見えてきます。
拝殿は昭和35年に建立されました。
拝殿の手前、左手には社務所。
右手に藤の木があります。「八重の藤」と呼ばれ、樹齢は約400年、総面積は約150平方メートルと大変大きな藤の木です。
八重の藤の奥を進みます。
八重の藤の奥には聖徳殿があり、聖徳太子と大黒天(大国主大神)、事比羅社(大物主大神)がお祀りされています。
拝殿の裏手にまわります。御本殿は、江戸時代末期に建立されたものです。
御本殿の近くに、狐塚。
狐塚の奥には、末社が祀られています。末社は五社、月読神社、白山神社、天満宮、粟島神社、山倉神社です。
笠間稲荷神社の情報はこちら
御祭神
【主祭神】
・宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)
【末社】
・月読神社
月読尊(つくよみのみこと)
・白山神社
菊理媛命(くくりひめのみこと)
伊佐那岐命(いざなぎのみこと)
伊佐那美命(いざなみのみこと)
・菅原神社
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
・粟島神社
少彦名神(すくなひこなのかみ)
・山倉神社
高皇産霊神(たかむすびのかみ)
建速須佐之男神(たけはやすさのおのかみ)
大国主神(おおくにぬしのかみ)
ご利益
五穀豊穣、商売繁盛、火難除け、交通安全、家内安全、金運
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり
御朱印帳:あり
祭事
1月1日:歳旦祭
1月3日:元始祭
1月5日:釿始式
2月3日:節分追儺式
2月8日:針供養祭
2月初午の日:初午祭
2月11日:紀元祭
2月14日:祈年祭・初穂講大祭
3月8日:絵馬祭・絵馬炎上祭
4月9日:例大祭
5月10日:御田植祭
6月23日:車の茅の輪くぐり
6月30日:夏越しの大祓 茅の輪くぐり
8月1日:末社祭
8月4日:献燈祭
9月13日:中秋祭
9月22日:小笠原流弓術奉納式
10月17日:神嘗奉祝祭
10月19日:菊祭開催奉告祭
11月3日:神事流鏑馬
11月10日:大和古流奉納奉告祭
11月23日:新嘗祭・献穀献繭祭
12月31日:大祓式
毎月1日、15日:月次祭
毎月午の日:御縁日
鎮座地(住所)
〒309-1611 茨城県笠間市笠間1
アクセス
・JR水戸線「笠間駅」より徒歩20分
駐車場
あり
ホームページ
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