毎日の通勤電車の混雑で、非常に疲れているあなた!
たまにはのんびりと森林浴をしながら、癒されてみませんか?
今回は、都会の中で広大な鎮守の杜がある、明治神宮についてお話していきます。
主祭神は、
明治天皇(めいじてんのう)
昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)
となります。
明治天皇の崩御後に、国民運動により創設された神社です。境内には、明治天皇、昭憲皇太后の御神徳と、その国民の思いが募り、強大なパワーで満ちています。その強大なパワーをいただきましょう。
Contents
明治神宮の特徴
初詣の参拝者が日本一
明治神宮の初詣(正月三が日)の参拝者数は日本一です。その数は、300万人を超えます。二位が成田山新勝寺、三位が川崎大師平間寺と続きます。
初詣で参拝できるまでに、2、3時間待ちにもなります。広大な森なので冬場は寒いです。防寒対策を忘れずに参拝へ出かけることをおすすめします。
人工的に作られた鎮守の杜
都内でも珍しい広大な鎮守の杜。
どう見ても自然に造られた森に見えませんか?
でも、この森は、自然に作られたのではなく、人工的に作られたものです。
明治神宮を創設する際、「100年後に完全な自然の森になるように」と、当時の人々が植えました。
2020年が、その100年後になりますが、100年を待たずして森となりました。人間が想像していたよりも、非常に速いスピードで草木が成長してしまった。それだけ成長が早いということは、境内に強い自然の生命力(自然エネルギー)がみなぎっているということです。
この自然エネルギーと森林のマイナスイオンで、境内に入ると、活力、浄化、癒しといった効果が得られます。参道などの森林が近い場所で、深呼吸をして見てください。心が安らぎますよ。
また、2020年というと、東京オリンピックの年です。そして、明治神宮は100周年です。偶然といえばそれまでですが、100周年という記念すべき年に、各国から大勢の人が東京に集まります。日本が開国し植民地にもされず、日本国を築き上げた明治天皇。その明治天皇をお祀りする明治神宮の大いなる力が引き寄せたのかもしれませんね。
御神木の「夫婦楠(めおとくす)」
外拝殿の左側に、注連縄(しめ縄)で結ばれている大きな2本の楠(くすのき)があります。
明治神宮の御神木で「夫婦楠(めおとくす)」と呼ばれています。縁結びや良縁、夫婦円満のご利益があります。
良縁が欲しい、夫婦・恋人との縁を深めたいという願いを叶えやすくするには、外拝殿で参拝した後に、夫婦楠から本殿に向かってお願いをすると良いです。
良い縁を引き寄せてくださいね。
注意が必要? 清正井(きよまさのいど)
御苑の中に、清正井(きよまさのいど)があります。
この清正井は、戦国武将の加藤清正が作ったと言われてることから、その名がつきました。
透き通った水に、浄化する強いパワーがあるということで、テレビなどでも紹介され、混んでいる時は、見るために整理券が配られることもあります。
でも、この井戸ですが、浄化するパワーは凄いのですが、多くの邪気も集まる場所ともいわれています。
清正井に行くなら、邪気が薄れるとされる、天気の良い午前中~午後2時に行くことをおすすめします。
清正井へ行った後は、必ず社殿で参拝して、邪気を祓ってもらうようにしてくださいね。そのようにすれば、清正井の浄化する強いパワーだけ吸収することができます。
おみくじがない? 大御心(おおみごごろ)とは
明治神宮には「吉凶」を占うおみくじはありません。
おみくじの代わりに、「大御心(おおみごごろ)」というくじがあり、明治天皇と昭憲皇太后のつくられた和歌とその解説が書かれています。
引いてみて、和歌と解説を読んでみてください。心に響くお言葉ばかりが並んでいますよ。
大御心は、授与所でいただけます。
授与所では、様々な種類のお守りもいただけます。
なお、大御心は、おみくじのように境内に結ぶ所はなく、参拝の記念として持ち帰ります。
境内にハートマーク!
神門にハートマークがあります。
これは、「猪の目(いののめ)」という飾り道具で、昔から「魔除け」「災難除け」として用いられてきました。
「写真に撮って待ち受け画面にすると恋が叶う」とSNSなどで話題となっています。
お参りに行った際は、忘れずに写メってくださいね。
神門以外にも猪の目がありますので、探してみてください。
東京大神宮にも、金色の猪の目があります。
(→東京大神宮の記事はこちら)
今回いただいた御朱印
御社殿の右側にある神楽殿でいただけます。
初穂料は、500円。
御朱印帳は、朱印代、ビニールカバー代込みで、1,000円。
御朱印帳の1ページ目には、御祭神と例祭日が書かれています。
カバーには、氏名、住所を書く欄があります。
記入しておくと、御朱印帳の取り違えを防ぐことができますね。
明治神宮オンラインツアー
明治神宮は非常に広い敷地で、約70万平方メートルあります。およそ東京ドーム15個分です。
南にある第一鳥居から御社殿まで、約1kmあります。参道をゆっくり歩いて参拝すると、1時間はかかります。
JR原宿駅、地下鉄明治神宮前駅から近い、第一鳥居から入ります。鉄筋製で、高さが25mあります。
南参道を北上します。
途中に、御苑の入り口があります。入苑料は、500円。御苑に、清正井があります。
清正井は、水が透き通っています。浄化のパワーが凄いですが、その分、邪気も多いです。清正井へ行った後は、御社殿で邪気を祓ってもらいましょう。
南参道に戻り、途中に、奉献の清酒菰樽(せいしゅこもだる)、葡萄酒樽があります。
・清酒菰樽
・葡萄酒樽
第一鳥居から約500m進むと、第二鳥居(大鳥居)があります。高さ12m、幅17.1m、柱の直径1.2m、重さ13t。木造の神明鳥居としては日本一の大きさです。
明治神宮の大鳥居は、第一鳥居ではなく、第二鳥居のことを言います。
さらに進みます。
大鳥居から第三鳥居までは、200mほどあります。
第三鳥居の横には、手水舎があります。
第三鳥居をくぐると、神門です。平成28年9月に修復工事が完了しました。
神門をくぐると、外拝殿がありますが、現在、修復工事中です。修復工事は、平成29年2月~12月の予定。
外拝殿そっくりのプリントメッシュシートで覆っているので、あまり違和感がありません。奥に、御社殿がありますが、外拝殿までしか行けません。
境内は結婚式の最中でした。
外拝殿の左側には、夫婦楠と呼ばれている御神木があります。
外拝殿で参拝する際は、夫婦楠も意識して参拝されると、良い相手が見つかったり、夫婦円満のご利益がいただけます。
東門には、
東門を出ると、授与所と神楽殿があります。御朱印は、神楽殿でいただけます。
授与所の横に、手水舎があります。
今回、南参道から御社殿までを紹介しましたが、明治神宮境内は、西参道、北参道、宝物殿など、紹介していない見どころがたくさんあります。
紹介していない場所については、別の記事で紹介いたします。
明治神宮の情報はこちら
御祭神
明治天皇(めいじてんのう)
昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)
ご利益
皇室弥栄、国家安泰、社運隆昌、商売繁盛、厄除け、病気平癒、縁結び、夫婦円満、家内安全
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり
御朱印帳:あり
祭事
1月1日:歳旦祭
1月7日:武蔵野御陵遥拝
2月11日:紀元祭
2月17日:祈年祭
2月26日:ひなまつり子供大会
3月春分の日:皇霊殿遥拝
4月3日:畝傍山東北陵遥拝
4月11日:昭憲皇太后祭
5月2日:春の大祭第一日の儀、春の大祭第一日夕御饌の儀
5月3日:崇敬者大祭
5月5日:こいのぼり子供大会
5月立夏の日:御衣祭
6月30日:大祓
7月2日:七夕まつり子供大会
7月30日:明治天皇祭
9月18日:長寿健康祈願祭
9月23日:皇霊殿遥拝
10月15日:人形感謝祭
10月17日:神宮遥拝
10月22日:献詠披講式
11月1日:鎮座記念祭
11月3日:例祭
11月立冬の日:御衣祭
11月23日:新嘗祭
12月23日:天長祭
12月28日:煤払
12月31日:大祓、除夜祭
鎮座地(住所)
〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1
アクセス
・原宿口<南口>
JR山手線 「原宿駅」より徒歩2分
東京メトロ千代田線・副都心線 「明治神宮前<原宿>駅」より徒歩1分
・代々木口<北口>
JR山手線 「代々木駅」より徒歩7分
都営地下鉄大江戸線 「代々木駅」より徒歩7分
東京メトロ副都心線 「北参道駅」より徒歩6分
・参宮橋口<西口>
小田急 「参宮橋口駅」より徒歩4分
※パワースポット的には、原宿口から拝殿に向かうのがおすすめです。
駐車場
あり(無料)。第1駐車場~第3駐車場の約120台が駐車できます。
ホームページ
http://www.meijijingu.or.jp/index.html