あなたは御朱印帳を持っていますか?
神社や寺院で御朱印を書いていただくには、御朱印帳が必要です。
ただ、期間限定の御朱印などはあらかじめ書いてあるものだったり(書置きといいます)、半紙に書いてもらえる場合もあります。
時折、ノートなどに御朱印を書いていただく方もおられますが、断られることも多いです。
今回は、御朱印帳の種類や買い方についてお話していきます。
御朱印の意味や起源、もらい方については、こちらを見てくださいね。
→御朱印とは何か?意外と知らないその起源!
→御朱印のもらい方やマナー。これさえ知っておけば大丈夫!
Contents
御朱印帳の種類について
御朱印帳の種類は大きく分けて、以下の3種類があります。
- 蛇腹式(じゃばらしき)
- ブック式
- 紐綴じ式(ひもとじしき)
それぞれ特徴がありますので、あなたに合った御朱印帳を見つけてくださいね。
蛇腹式
神社・寺院にある御朱印帳はほどんど蛇腹式です。
お経のように横に広げることができます。
そのため、御朱印を広げてみることができますし、書き面がフラットになり書きやすいので、蛇腹式をおススメします。
使い方としては、御朱印は右のページからいただいていきます。
ただし、神社によっては、1ページ目は伊勢神宮用として空けて、2ページ目から書く場合があります。
両面で40~48ページぐらいあります。
比較的、丈夫な和紙でできていて、両面に書いていただくともできます。
ただ、墨がにじむ場合もありますので、気にされる方は片面のみ使うとよいと思います。
横に広がりやすいので、持ち運ぶ際は、カバーに入れたり、紐などで縛ったほうがよいですよ。
巾着がセットになっている御朱印帳
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帯ゴム付きの御朱印帳
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ブック式
中のページが本のようになっています。
両面で60ページぐらいあります。
広がりにくく、持ち運びに便利です。
本を開くように使うため、薄い和紙の場合は御朱印を見るときに、折り目がついたりする恐れがあります。
また、和紙の質にもよりますが、蛇腹式と同じように、両面に書いていただくことができます。
ブック式の御朱印帳
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紐綴じ式
中の和紙が、紐で綴じてあります。
そのため、ひもをゆるめて取り外すことができるので、順番を入れ替えたりすることができます。
霊場巡りなどの場合、御朱印に「一番礼所」「二番礼所」など書かれますが、順番を間違えて御朱印帳に書いていただいても、後から並べ替えができますよ。
紐綴じ式の御朱印
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御朱印帳の大きさ
御朱印帳の大きさは、以下の2種類が主流です。
- 小サイズ:(横)11cm×(縦)16cm
- 大サイズ:(横)12cm×(縦)18cm (121mm×184mm)
参考までに、御朱印帳と御朱印の大きさの比較写真を載せておきます。
神社では11cm×16cm、寺院では12cm×18cmの御朱印帳を授与していることが多いです。
神社と寺院の御朱印の内容は、以下のような場合が多いです。
- 神社の場合は、「奉拝」「社名(押し印)」「参拝日」
- 寺院の場合は、「奉拝」「社名(押し印)」「参拝日」と、お言葉(お経など)
どちらの御朱印帳がよいかは好みですが、寺院で御朱印を書いていただく場合は、書く内容が多いので、大きめの御朱印帳のほうが良いかもしれません。
また、書置きの御朱印を御朱印帳に貼ろうとすると、小さい御朱印帳のだと、書置きの御朱印を切る必要がある場合があります。
持ち運びには小さい御朱印帳が便利ですが、小さい御朱印帳しか持っていない方でも、大きい御朱印帳も1冊持っていると便利ですよ。
御朱印帳の買い方
御朱印帳を用意する場合、以下の2通りがあります。
- 神社・寺院で授与
- インターネット(通信販売)、お店で購入
神社・寺院で授与
神社・寺院によっては、オリジナルの御朱印帳が用意されている所が多くあります。
ほどんどが蛇腹式で、初穂料として、800円~2,000円ぐらいです。
人気の御朱印帳や、数量限定や期間限定などの特別な御朱印帳の場合、手に入らない場合があります。
下の写真は、左側が、靖国神社御創立150年記念。右側が、鎮守氷川神社毎月15日限定の御朱印帳。
御朱印と一緒に御朱印帳もいただこうと思ったら、御朱印帳が品切れで、御朱印もいただけなかった、なんてこともあります。
そんな時のために、事前に電話やインターネットなどで在庫情報を確認したり、あらかじめ1冊は準備しておいたほうがよいですよ。
インターネット(通信販売)、お店で購入
インターネットでは、Amazonや楽天などで多数の御朱印帳が販売されています。
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お店では、大型書店や文房具店、雑貨屋などでも購入できます。
インターネットと違い、購入する際、実物を見ることができるのが特徴です。
御朱印帳袋がセットになっているものもあります。
蛇腹式以外の御朱印帳が欲しい人はインターネットやお店で購入できます。
神社・寺院以外で御朱印帳を買うことに抵抗がある方もいるかもしれませんが、御朱印帳自体は、お札やお守りとは違いますので、気にする必要はありません。
あくまで御朱印をいただくための道具です。
だからといって、御朱印帳を粗末に扱わないでくださいね。
御朱印帳の持運びに便利なもの
御朱印帳を持ち運ぶ際、バックや鞄に入れておくと、御朱印帳が傷ついたり、中の和紙が折れてしまったりします。
御朱印帳によっては、カバーがあらかじめついているものもありますが、ついていない場合、持ち運ぶ際は、御朱印帳カバーか御朱印帳袋に入れることをおススメします。
御朱印帳カバー
先ほど、御朱印帳の大きさは2種類あるとお伝えしました。
御朱印帳カバーもそれに合わせて2種類あります。
下の写真のように、カバーに御朱印帳の表紙を入れます。
そのまま、全体にカバーをかけたら完成です。
御朱印を書く際、カバーがついていると書きずらいため、御朱印をお願いする際は、カバーは外して渡してあげてくださいね。
御朱印帳カバーはこちら。
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御朱印帳袋
御朱印帳を複数冊持ち歩く場合や、カバーを外すのが面倒なかたは御朱印帳袋に入れるのが便利です。
御朱印帳袋は、神社・寺院でも用意されている所があります。
御朱印帳と御朱印帳袋が同じデザインだったり、御朱印帳袋にお守りを入れるところがあったり、御朱印帳袋自体がお守りのものもあるので、神社・寺院で見てみるとよいですよ。
私は、お手製御朱印帳袋を使っています。
御朱印帳が2冊入ります。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
御朱印の種類と買い方について記載しました。
御朱印帳はいろいろなデザインがあるので、どれにしようか迷ってしまうことがあるかと思います。
御朱印帳は、御朱印を集めていくと、勝手に増えていきますので、
大きさに2種類ある。
御朱印帳を持ち歩くのに、カバーか袋があるとよい。
ぐらいの認識を持ってもらえればよいかと思います。
神社で6種類の御朱印帳が並んでいたのを見たこともあります。
その中から御朱印帳を選んで決めることも、新しい御朱印帳を買うかどうか決めることも、神道でいう「迷いを払う(祓う)」すなわち、「穢れを祓う」ことになります。
御朱印帳代、御朱印代を払うことも、「祓う」です。
ぜひ自分の意志で払って(祓って)くださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。