おみくじに作法はあるの? 正しい引き方を教えます。

前回に引き続きおみくじについてお話していきます。

おみくじ

おみくじは、運試しとばかりに引いていませんか?

前回は、おみくじの起源と、縁起の良い順番について説明しました。
おみくじの起源や縁起がよい順番は? 大大吉、平って?に答えます。

今回は、おみくじの作法、引き方について書きたいと思います。

あなたは、おみくじを引いたことはありますか?

その時、どんな気持ちで引きましたか?

  • 受験で合格できるように
  • お金持ちになれますように
  • 彼氏(彼女)ができますように
  • 絶対大吉が出ますように
  • 金運招き猫がほしい(おみくじについている招き猫)
  • 今年の運勢は?
  • ただなんとなく
    ……

目的があったり、なかったり、おみくじを引くときの気持ちなんて千差万別ですね。

また、引いたおみくじは吉凶判断以外の中身も見ましたか?

吉凶判断以外に、短歌(和歌)や金運、恋愛、失せもの、待ち人、旅行、転居、仕事などの生活全般にかかわることが書いてあります。

ちなみに、わたしは、うつ病を患ったり、怠け者なので、
「仕事をしないで、妻と仲良く生活するにはどうすればよいでしょうか?」
なんてことを願いごととして、おみくじを引いています。

おみくじの中身も全部読んでいます。

その時の気分で、おみくじは神社で結んだり、持って帰ったりしています。

それでは、おみくじの作法について見てみましょう。

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おみくじの作法はあるの?

おみくじの作法については、以下の3つだけ、意識してもらえれば大丈夫です。

・おみくじを引く前に参拝する。
・あらかじめ願いごとを一つだけ決める。
・「願いごとがかないますように」と謙虚な気持ちで、
 神様にお願いしながらおみくじを引く。

どうでしょうか?

決して難しく考える必要はないですよね。

あるすれば、「願いごとを一つだけ決めるということでしょうか。

せっかくおみくじを引くのだから、いろいろとお願いしたいですよね。

ではつぎに、どうして、願いごとを一つだけ決めないといけないのでしょうか? を見てみましょう。

おみくじに書かれていることは?

おみくじは、神様のメッセージです

おみくじの、「吉凶判断は、あなたの運勢をあらわしているのではなく、願いごとがかないやすいかどうか」を表しています。

そして、今後の生活指針としての内容が書かれています。

大吉が出れば、「おみくじに書かれていることを意識して行動していれば、願いごとがかなう日は近くなる。」こととなります。

大吉だからといって、気をゆるめてしまうと、運気が下がり、かなうはずの願いもかなわなくなってしまいます。

逆に凶が出れば、「おみくじに書かれていることを意識して行動していけば、必ず良い道が開ける」こととなります。

凶を引いても、大吉なりうるということです。

複数の願いごとしてしまうと、神様のメッセージがあいまいなものになってしまいます。

なので、願いごとは一つがよいのです。

おみくじは複数回引いても良い?

これも諸説ありますが、「おみくじは、同じ日に、複数回引いても、最初に引いたおみくじの内容が有効となる。」ことが多いようです。

大凶・凶を引いてしまい、どうしてももう一度引きたい。

なんてことがあると思います。

そんな時は、以下のようにしてみてください。

・最初に引いた時と全く違う願いごとでおみくじを引く
・(恋愛、金運など複数のおみくじがある場合)
 違う種類のおみくじを引く
・別の寺院でおみくじを引く(願いごとは変えてくださいね)

でも、できれば、日を改めて、おみくじを引くことをおススメします。

おみくじは持ち帰る? 結んで帰る?

おみくじを引いた後ですが、持ち帰るか、寺社が用意した場所に結ぶか悩みますよね。

おみくじの結果が良かったら持ち帰り、悪かったら結んで帰ると言われていますが、これも正解はなく、結果の良し悪しにかかわらず、どちらでもよいです。

結ぶという行為は、「神様、仏様とご縁を結ぶ」という意味で行われているものです。

大吉などの良い結果が出た場合は、書かれていることが叶うようにとの願いを込め、「神様、仏様とご縁を結ぶ」とい意味で、結ぶこともあります。

また、凶などの悪い結果が出た場合は、利き手ではない方の手だけで結べば、それが修行となり、「凶が転じて吉となる。」という考え方や「神様、仏様の加護を願う」という意味で、結ぶこともあります。

持ち帰ることも、また、「おみくじを持っていることで、神様、仏様と縁を結ぶ」とも言われております。

迷ったときは、持ち帰った後、そのおみくじを正しく扱えるかを考えて判断してみてくださいね。

なお、おみくじを結ぶが場合は、必ず、所定の場所に結ぶようにしてくださいね。

「木」に結ぶと、結ぶときに枝が折れてしまったり、木が枯れてしまう原因になります(神社によってはきに結ぶ所もあります)。

ご注意くださいね。

おみくじの持ち帰った後の扱いは?

おみくじを持ち勝った後、どのように保管、処分したらよいのでしょうか?

おみくじの保管方法についてもルールはなく、財布はカバンなどに入れ常に持ち歩いても、家に保管しても良いです。

ただ、神様からのメッセージが書かれているので、粗末に扱わないようにすることだけは気をつけてくださいね。

処分についてですが、引いた時と同じ、神社・お寺でなくても問題ありませんが、
なるべく、
神社で引いたおみくじは、神社へ。
お寺で引いたおみくじは、お寺へ納めてくださいね。

神社やお寺に持って行った際は、所定の場所に結んでも良いですし、古神札納め所に納めても良いですよ。


まとめ

長々と書いてしまいましたが、おみくじは以下のとおりこのことを意識してください。

引き方:

・おみくじを引く前に、参拝する。
・あらかじめ願いごとを一つだけ決める。
・「願いごとがかないますように」と謙虚な気持ちで、
 神様にお願いしながら、おみくじを引く。

引いた後:

・結ぶ場合は所定の場所に結ぶ。
・持ち帰る場合は、おみくじを粗末に扱わない。
 処分するときは、神社、寺院へ納める。

それだけで十分ですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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