元カレ、元カノとの復縁を願うあなた。こじれた関係を修復してもらいに神社にお参りに行きませんか?
今回は、栃木県小山市にある、復縁神社とも呼ばれている、須賀神社についてお話していきます。
主祭神は、
素盞嗚命(すさのおのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
です。
復縁神社について見ていきましょう。
Contents
須賀神社の特徴
元カレ、元カノとの関係修復!?
栃木県の須賀神社は、恋愛成就、縁結びのパワースポットとして人気です。とくに、復縁にご利益があると言われ、復縁神社とも呼ばれています。
なぜ復縁神社と呼ばれているかというと、栃木県の須賀神社は、三柱の神様を祀っていますが、そのうち、一柱に大己貴命(おおなむちのみこと)を祀っています。大己貴命は、出雲大社の御祭神である大国主神の別名。
大国主神は、旧暦の10月11日から17日までの7日間、日本中の神様を出雲大社に集め、縁結びの会議を開くと言われています。その会議の中で、男女の縁が決められます。
その会議のトップを務めるのが、大国主神。会議における大国主神の影響力は計り知れません。
もし、元カレや元カノなどの復縁したい相手が、「良縁」だった場合は復縁できる可能性があります。「悪縁」だった場合は、そのまま縁を断ち切ってもらえます。
大己貴命に復縁をお願いして、1年以上経っても縁が戻らなければ、相手は悪縁だったということです。新しい相手との良縁を祈願してみてください。大己貴命は、縁結びの会議で良縁となる相手を見つけてくれますよ。
ただし、待っているだけでは良縁の相手が現れても、あなたは気が付きません。あなたが良縁の相手を見つける努力をすることが必要です。そうすることで、神様が後押ししてくれて、良縁の相手が見つかりますよ。
関ケ原の戦いに手助けした? 戦勝祈願成就
須賀神社の創建は、以下のとおりです。
天慶の乱(てんぎょうのらん)に際し、藤原秀郷公が日夜、素盞嗚命(すさのおのみこと)に戦勝を祈願し、成就できたので、天慶3年(940)4月に、京都の祇園社(八坂神社)から、御分霊を勧請してお祀りしました。
戦勝祈願をして、願いを叶えてくださった神様をお祀りしています。
そして、創建から660年後の慶長5年(1600)。徳川家康公が、須賀神社の境内にて小山評定(軍議)を開き、関ケ原の戦いの戦勝祈願を行いました。結果、見事勝利。徳川家康公の崇拝神社として栄えました。
このことで、先ほどの縁結び、復縁以外にも、戦勝祈願成就のご利益があると言われています。
天下分け目の戦いにおいて、素盞嗚命が力を貸したのでしょうか。江戸幕府の陰の立役者かもしれませんよ。
日本一の大みこし渡御「祇園祭」
毎年7月に、須賀神社の例大祭である祇園祭が開催されます。日本一の大みこし渡御と言われ、例大祭の最終日は、昼は、お神輿行列、おはやし競演、よさこい踊り、小山評定甲冑行列など盛りだくさん。夜は、花火大会、八木節、そして、「元THE BLUE HEARTSの梶原哲也さん」がドラムを叩き、和太鼓と競演する奉納演奏が行われます。
2016年に梶原哲也さんが奉納演奏され、大変好評だったことから2017年も行われたそうです。生ドラムを聞いてみたいですね。来年も奉納演奏をしてもらい、生ドラムを聞きに行きたいですね。
お神輿は、担ぎ上げるときに、担ぎ手の頭となる先達が、「須賀神社キミョウチョウライ」と唱えると、担ぎ手の行者が、「ナーン」と応答して担ぎ上げ、「アンゴステンノウ、アンゴステンノウ」と独特の掛け声を唱えながら歩きます。
祇園祭の写真が無くて申し訳ございません。今年の様子は、祇園祭の公式サイト(http://www.sugajinja.or.jp/gionsai/gionsai.html)で見てくださいね。
今回いただいた御朱印
御朱印は、須賀神社の北側にある須賀神社会館でいただけます。
初穂料は、300円。
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一の鳥居です。一の鳥居から拝殿までは、約350mほどあります。二の鳥居が奥の方に見えます。
二の鳥居は、旧国道4号線沿いにあります。
社号の隣には、由緒書きがあります。この奥が駐車場です。
二の鳥居の先は、広い境内です。
神門手前に、手水舎があります。
神門です。
神門をくぐります。徳川家康公が崇敬する神社だけあって、境内も広く、社殿が立派です。
神門の隣は神楽殿です。
正面の拝殿です。
拝殿の左側には、御神木の樅(もみ)があります。樹齢は800年。拝殿の方に傾いてしまい大正12年に切り落としてしまったそうです。
拝殿の裏側には、境内末社が並びます。
浅間神社
稲荷神社
工祖神社
足尾神社
神明宮
三峰神社、八雲神社、蘇民神社
天満宮
拝殿の左側にも裏門があります。
裏門には狛犬がおられます。
境内の外、北側には、須賀神社会館があります。
■2017年6月25日撮影
くまさま。境内が広くて、拝殿や神門が立派ですね。
徳川家康公が関ケ原の戦いの戦勝祈願をこの須賀神社でして、見事勝利。その後、家康公の崇敬神社となったからね。
お神輿も、日光東照宮を造営した職人によって、朱神輿(あかみこし)が奉納されたよ。
関ケ原の戦いに影響を与えた凄い神社なのですね。僕も戦勝祈願しなくちゃ!
(いなばさんは、熱心に祈っているけど、何の戦勝祈願をするのだろうか・・・)
(今度こそ、競争で亀に勝てますように・・・)
須賀神社の情報はこちら
御祭神
【主祭神】
素盞嗚命(すさのおのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
【境内末社】
・天満宮
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
・三峰神社
伊弉諾命(いざなぎのみこと)
伊弉冊命(いざなみのみこと)
・八雲神社
奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)
・蘇民神社
蘇民将来命(そみんしょうらいのみこと)
・神明宮
天照大神(あまてらすおおみかみ)
・足尾神社
国常立命(くにとこたちのみこと)
・工祖神社
聖徳太子命(しょうとくたいしのみこと)
・稲荷神社
倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
・浅間神社
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
・小御嶽神社(こみたけじんじゃ)
磐長姫命(いわながひめのみこと)
・水神社
罔象女神(みずはのめのかみ)
ご利益
恋愛成就、縁結び、復縁、武運長久、病魔退散
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり
御朱印帳:なし
(受付:9:00~16:30)
祭事
1月1日:初詣、歳旦祭
1月3日:元始祭
1月11日:末社工祖神社祭
2月節分の日:節分祭
2月11日:紀元祭
2月17日:祈年祭
4月初旬日曜日:太々御神楽祭
4月29日:昭和祭
5月17日:神門祭
6月30日:大祓式
7月14日~21日:例大祭(祇園祭)
10月17日:神嘗祭
11月3日:明治祭
11月23日:新嘗祭
11月25日:末社須賀天満宮祭
12月23日:天長祭
12月31日:大祓式、除夜祭
毎月1日、15日:月次際
鎮座地(住所)
〒323-0024 栃木県小山市宮本町1-2-4
アクセス
JR宇都宮線、両毛線、水戸線、東北新幹線「小山駅」より徒歩8分
駐車場
あり(無料。約50台)