都会の静かなオアシス。
今回は、沖田総司にゆかりがある櫻田神社(東京都港区)についてお話していきます。
主祭神は、
豊宇迦能賣神(とようかのうめかみ)
です。
六本木ヒルズのすぐ隣にありながら、落ち着いた感じで、ちょっとした都会のオアシスともいえる神社です。
沖田総司ゆかりの地ということで、沖田総司や新選組のファンが、沖田総司の墓がある「専称寺」と合わせて訪れることも多いです。
Contents
櫻田神社の特徴
沖田総司ゆかりの神社
沖田総司は、幕末に新選組一番組長を務め、剣術に長けていたといわれています。
陸奥国白河藩士の沖田勝次郎の長男として櫻田神社に隣接する白河藩下屋敷で生まれました。その沖田総司が初宮参り(お宮参り)をしたことから、沖田総司ゆかりの地となっています。
お正月などに限定頒布される御朱印帳には、沖田家の家紋である木瓜紋も描かれています。御朱印、御朱印帳については、櫻田神社公式ツイッターをご覧ください。
なお、乃木神社の御祭神である乃木希典(乃木将軍)も櫻田神社で初宮参りをされたそうです。
港七福神めぐりの寿老神
港七福神めぐりは麻布や六本木周辺にある寺院が巡礼所になっています。櫻田神社では毎年1月1日~8日まで寿老神の御神像を一般公開しています。
寿老神の御神像は、福寿稲荷社近くのガラス越しに拝観できます。
なお、港七福神めぐりの御朱印は1月1日~成人の日までしかいただけませんので、御朱印をいただきたい場合は日程に注意してくださいね。
港七福神めぐりについてはこちらの記事で紹介しています。
沖田総司ゆかりの地にちなんだオリジナルの御朱印帳
お正月などにオリジナルの限定御朱印帳が頒布されます。
〈2019年正月朱印帳案内〉
この度これまでの絵柄と共に、新しい絵柄の朱印帳をお受けいただけます。それに伴い、絵柄を問わず1人2冊までとさせていただきます。押印されている朱印は変わりません。 pic.twitter.com/lM8RxgFz8h— 櫻田神社 Sakurada jinjya (@Sakuradajinjya) December 29, 2018
1ページ目には、限定御朱印帳のみにお書きしているものです。この御朱印帳は、非常に人気で2016年には、安全にお受けできないとのことから頒布が中止になったことも。。2019年からは、新しい絵柄が増え、2種類になりました。
御朱印帳を手に入れたい方は、櫻田神社公式ツイッターをチェックしてみてくださいね。
今回いただいた御朱印・御朱印帳
御朱印は、拝殿横の授与所でいただけます。
お正月期間は、御朱印帳に記帳していただけます。
正月期間のみいただける港七福神めぐりの御朱印
普段は、書置き(日付無し)がいただけます。
オリジナルの御朱印帳などは、櫻田神社公式ツイッターもご覧ください。
櫻田神社オンラインツアー
神社の入り口です。通りの向かいは六本木ヒルズです。
鳥居をくぐり、細い参道を通ります。
参道の先に階段があります。
階段の手前、右側に手水舎。手水石は江戸時代のもの。
手水舎の奥に、一対の狛犬。手水舎と同じ江戸時代に奉納されたのも。
階段を上がると二の鳥居。こちらも江戸時代に奉納されたもの。
二の鳥居の奥に、拝殿。
拝殿の右側には、福寿稲荷社。港七福神の寿老神をお祀りしています。
お社の両脇に、一対の狛狐。
拝殿の左側には授与所があります。
櫻田神社は源頼朝が建立したのですか?
そうですね。もともとの創建は、治承四年(1180年)に源頼朝の命により、武蔵国の渋谷庄司重国奉行が、”霞山桜田明神”として霞が関桜田門外に鎮座したのが始まりです。その後、江戸時代に、太田道灌によって、今の地に社殿を再興したのですよ。
江戸時代に再興したから、手水舎や鳥居、狛犬などの多くが江戸時代のものなのですね。
櫻田神社の情報はこちら
御祭神
豊宇迦能賣神(とようかのうめかみ)
※港七福神の寿老神
ご利益
五穀豊穣、商売繁盛、武運長久、勝運
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり
御朱印帳:あり ※期間限定
(社務所受付:10時~17時)
祭事
9月22日:例大祭
鎮座地(住所)
〒106-0031 東京都港区西麻布3-2-17
アクセス
・東京メトロ日比谷線「六本木駅」より徒歩7分
・都営大江戸線「六本木駅」より徒歩10分
駐車場
なし
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