困難な恋の成就を目指しているあなた。
ヤマタノオロチを倒して、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)を妻とした素戔嗚尊(すさのおのみこと)の力を借りてみませんか?
今回は、困難な恋の成就にご利益がある、赤坂氷川神社についてお話していきます。
主祭神は、
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむぢのみこと)
です。
神様の中でもとくに仲良し夫婦と呼ばれた2柱と、その子孫で出雲大社で縁結びの神様の大己貴命をお祀りしてる、縁結び、良縁にはぴったりの神社。東京三大縁結び神社の一つです。
Contents
赤坂氷川神社の特徴
東京三大縁結び神社! 結婚式の御櫛預けの儀(みくしあずけのぎ)が大人気!
縁結びのご利益の神社はたくさんありますが、その中でも、「東京三大縁結び神社」と呼ばれる神社をあなたはご存知でしょうか?
東京三大縁結び神社とは、「東京大神宮」「出雲大社東京分祀」そして、今回紹介してる「赤坂氷川神社」です。
赤坂氷川神社では結婚式も人気があり、他の神社にはない「御櫛預けの儀(みくしあずけのぎ)」ということも行います。
御櫛預けの儀とは、赤坂氷川神社の主祭神の2柱が結ばれるきっかけとなったヤマタノオロチ退治の際に、奇稲田姫命を櫛に変えたことが由来となっています。
古より櫛は女性の分身とされ、特別な力が宿っていると考えられていました。
日本神話のなかで怪物ヤマタノオロチに生贄にされそうになる奇稲田姫命を、素盞嗚尊が櫛に変え髪に挿して戦いに臨み、見事退治されたという記述があります。
この「縁」により二柱の神様はめでたく夫婦の契りを結ばれました。この神話に基づいた儀式を執り行うことで、お二人のお誓いを神様とご参列の皆様に立ていただきます。
出典元:赤坂氷川神社ホームページ
結婚式では、新婦が新郎へ「つげ櫛」を渡して、「2人が一つとなって生活していくこと」への誓いを立てる儀式です。
私がお参りに行った時も結婚式が行われていました。結婚式後の記念撮影用に準備もされていました。
赤坂氷川神社の結婚式が気になるあなたは、赤坂氷川神社のホームページをご覧ください。
(→赤坂氷川神社ホームページ)
縁むすび参り(良縁祈願祭)と四合稲荷神社(しあわせいなりじんじゃ)で縁を結ぶ
恋愛以外に、仕事、友人関係、物事などの人生においても良縁を授かることは大切なことです。人間の悩みの大半は、人間関係、すなわち、「縁が良くない」ことで起こっています。
あなたは、そのような「悪縁」を祓い、「良縁」の御神徳を頂きたいと思いませんか?
赤坂氷川神社では、毎月1回、縁むすび参り(良縁祈願祭)を行っています。
翌月の縁むすび参りの受付を前月1日9時より電話やホームページで受け付けています。縁むすび参りの後に、すぐに結婚できた方がいて、噂が広まり大人気。受付開始後、毎回30分ぐらいで予約が一杯になるようです。
縁むすび参りでは授与品として、「四合御櫛(しあわせみくし)」と「藍の種のお守り袋」がいただけます。
ヤマタノオロチ退治の「女性の分身」ともいわれる櫛と、境内神域の藍畑で「藍(愛)の種」を収穫したものを巫女がお守り袋に詰めて清めたお守り。
毎日持ち歩いて、「良縁」を引き寄せてくださいね。
授与所では、やかんの形をした「やかん鈴」もあります。「幸運を注ぎ分ける」という意味を込めてやかんの形をしています。可愛らしい、珍しいとのことで人気です。授与所で「やかん鈴」を見てくださいね。
そして、もう一つ、勝海舟が命名した、「四合稲荷神社(しあわせいなりじんじゃ)」があります。
場所は、東側から入って、一の鳥居の先にあります。
四合稲荷神社は明治31年(1898)に、古呂故稲荷、地頭稲荷、本氷川稲荷、玉川稲荷の4社を合祀しています。そのことから、勝海舟が、4社が合わさるということで、「四合稲荷」と名付けたそうです。その後、大正14年(1925)鈴降稲荷神社(すずふりいなりじんじゃ)と縁起稲荷神社の2社、昭和9年(1934)に明徳稲荷神社の1社も合祀しました。
四合(しあわせ)=幸せの名のとおり、恋愛や商売繁盛、五穀豊穣のご利益があります。
御神木と同様に、幸せを引き寄せるパワースポットとなっています。
縁むすび参りの申し込みできない場合でも、拝殿と合わせて、四合稲荷神社にお参りしてくださいね。
樹齢400年以上の大イチョウの木
境内には、御神木の大イチョウの木があります。
幹の周りが7.5m、推定樹齢400年の大きなイチョウの木です。港区で2番目の大きさで天然記念物にも指定されています。
赤坂氷川神社が創設されたときには、すでに樹齢100年以上だったそうです。赤坂氷川神社の一番のパワースポット。健康長寿のご利益をいただいてくださいね。
忠臣蔵?! 大石倉之助が討ち入り前に立ち寄った場所
九神社の前に、看板があります。私が亡霊のように映っているは気にしないでください。
浅野土佐守邸跡と書かれています。浅野土佐守邸は、忠臣蔵で有名な浅野内匠頭の奥様のご実家。大石内蔵助は、吉良上野介の屋敷に討ち入り前に、奥様に別れを告げた場所です。
今回いただいた御朱印
御朱印は境内にある社務所でいただけます。
初穂料は、300円。
赤坂氷川神社オンラインツアー
神社境内のマップです。一の鳥居は、南側と東側にあります。
(出典元:赤坂氷川神社ホームページ)
南側の一の鳥居から紹介します。大正4年(1915)11月の大正天皇即位の礼に合わせて、奉納されました。
社号の隣には、由緒書きがあります。
一の鳥居をくぐった先に、御神木のイチョウの木があります。
御神木から少し離れた所にも、幹の周りが7.5m、推定樹齢400年の大きなイチョウの木。天然記念物にも指定されています。
御神木とこの大きなイチョウの木の間が、赤坂氷川神社の一番のパワースポットです。深呼吸して、縁結び、恋愛成就のパワーを吸い込んでください。
大イチョウの木の近くに、包丁塚があります。昭和49年(1974)11月に赤坂青山飲料組合が使わなくなった包丁を奉納したいものです。傍らには、包丁塚30周年記念の碑もあります。
御神木の向かいには、九神社(くじんじゃ)があります。天祖神社、春日神社、鹿島神社、八幡神社、諏訪神社、秋葉神社、厳島神社、金刀比羅神社、塞神社の9社を合祀した神社です。
九神社に気になる看板。赤坂氷川神社は、忠臣蔵で有名な浅野内匠頭の奥様のご実家との説明があります。
御神木の先には、三の鳥居があります。天保12年(1841)5月に奉納された古い鳥居です。二の鳥居は、東側の一の鳥居の先にあります。
三の鳥居の右側には、由緒書きがあります。
三の鳥居をくぐると、狛犬がおられます。赤坂氷川神社では、7対の狛犬がおり、いずれも石製です。
左側の狛犬の先に、手水舎があります。
手水舎の先には、楼門(ろうもん)があります。結婚式の最中で、撮影用の三脚や椅子が準備されていました。
楼門の手前にも狛犬がおられます。珍しいお姿ですね。何とも言えない愛嬌があります。
楼門をくぐると、正面が拝殿です。拝殿の右側に社務所があります。拝殿は、徳川八代将軍吉宗公が享保14年(1729)に老中水野忠之に命じ造営され、享保15年に建てられたものです。
拝殿横には、宮神輿庫もあります。立派なお神輿を見ることができます。
西側の入り口近くに、山口稲荷、桶新稲荷があります。
お社の両脇には、狛犬がおられます。
次に、東側の一の鳥居から紹介します。赤川坂を少し入ったところに一の鳥居があります。
参道を歩くと、一の鳥居があります。
一の鳥居の手前に狛犬がおられます。
一の鳥居をくぐります。左側に、太鼓橋あります。
右側には、四合稲荷(しあわせいなり)と西行稲荷(さいぎょういなり)があります。
四合稲荷は、古呂故稲荷、地頭稲荷、本氷川稲荷、玉川稲荷の4社を合祀しています。勝海舟が、「四合稲荷」と名付けたそうです。その後、鈴降稲荷神社(すずふりいなりじんじゃ)、縁起稲荷神社、明徳稲荷神社の3社も合祀しました。
鳥居をくぐると、右側に手水舎があります。水は入っていませんでした。
拝殿です。
立派な彫刻です。
お社の手前には、狛狐がおられます。
拝殿手前に由緒書きがあります。
四合神社の隣には、西行神社があります。お社は丘の中腹にあります。
鳥居をくぐります。
鳥居をくぐると、すぐに由緒書きがあります。
途中に、布袋様。
今にも動き出しそうな笑顔です。
そして、お社。
祠(ほこら)があります。中にお狐様がおられます。
さらに階段を上ります。
階段の上に、西行神社があります。西行五平衛さんが、榎坂を通行中に、甲冑を身にまとい、弓矢を携えて狐に乗った姿の三寸ほどの鉄の像を拾い、御神体としたそうです。御神体はのちに紛失し、代わりに錦の布に包まれた長さ6寸、幅2寸ほどの木箱を祀るようになったとのこと。
狛狐がおられます。子狐が可愛いですね。
参道に戻ります。階段を上ると二の鳥居があります。
階段手前には、狛犬がおられます。
階段を上ると、二の鳥居の前に、狛犬がおられます。氷川神社では珍しく、狛犬が溶岩の上に乗っています。
二の鳥居です。二の鳥居の先は、先ほどの大イチョウの木があります。
くまさま。赤坂氷川神社には、狛犬さんがたくさんいますね。
そうですね。境内には、7対の狛犬がいますよ。7対とも特徴的な狛犬なので探してみるのも楽しいですよ。
それと、稲荷神社には、狛狐もいるので見てくださいね。
くまさま! 大変です!
いなばさん。どうしましたか?
狛犬さんがポケモンに見えてきました。
ポケモンの原点は狛犬? なんてことはないとは思いますよ。(ゲットしたいとか言い出さないでくださいね。)
赤坂氷川神社の情報はこちら
御祭神
【主祭神】
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむぢのみこと 別名…大国主命)
ご利益
厄除け、良縁、家内安全、商売繁盛
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり
御朱印帳:あり
祭事
1月1日:歳旦祭
1月上旬:成人祭
2月3日:節分祭
2月牛の日:初牛祭
2月11日:紀元祭
2月17日:祈年祭
3月下旬:夜桜祭り
4月15日:四合稲荷祭
4月29日:昭和祭
4月下旬:末廣稲荷祭
5月中旬:御田植祭
6月30日:大祓式(夏越の祓、茅ノ輪くぐり)
7月上旬:形代流し神事
9月13日:清祓式
9月14日:前日祭
9月15日:例大祭
9月中旬:神幸祭、月読見参り
10月上旬:包丁塚祭
10月中旬:抜穂祭
11月3日:明治祭
11月15日:七五三祝祭
11月23日:新嘗祭
12月23日:天長祭
12月31日:大祓式(年越の祓)、除夜祭
毎月1日:月次際
鎮座地(住所)
〒107-0052 東京都港区赤坂6-10-12
アクセス
・東京メトロ千代田線「赤坂駅」
・東京メトロ日比谷線、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」
・東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」
・東京メトロ銀座線「溜池山王駅」
いずれの駅からも徒歩8分
駐車場
あり(無料。約8台)
ホームページ
https://www.akasakahikawa.or.jp/
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