鎌倉幕府を開いた源頼朝公が戦勝祈願を行い、見事に勝利。
そのような神社で出世祈願をしてみませんか?
今回は、源頼朝公が建立した、神楽坂若宮八幡神社についてお話していきます。
主祭神は、
仁徳天皇(にんとくてんのう)
応神天皇(おうじんてんのう)
となります。
神楽坂の路地裏の住宅街にひっそりとたたずむ神社です。
Contents
神楽坂若宮八幡神社の特徴
源頼朝公が建立
文治5年(1189)年7月に、奥州・藤原泰衝の征伐(いわゆる奥州合戦)に向かった源頼朝公が下馬し戦勝祈願を行いました。
そして、9月には藤原泰衝を討ち奥州を平定、頼朝は鎌倉に戻った後、ここに鎌倉・鶴岡八幡宮の御分霊を勧請したのが始まりとされています。
そして、文明年間(1469~1487)に太田道灌が江戸城鎮護のため、神楽坂若宮八幡神社を再興し、大社で社殿も立派であったという。
しかし、昭和20年5月25日に戦火によりすべてを焼失。昭和22年(1947)に仮殿を設け、昭和37年(1962)に再建された。現在の社殿は、平成11年(1999)に新設されたものです。
源頼朝公の戦勝祈願にあやかり、出世開運祈願をしてみてはいかがでしょうか?
不可思議の大銀杏
神楽坂若宮八幡神社の境内には銀杏の大木があったが、かつて一度も実をつけたことがなかったという。
ところが明治21年(1888)に久しく中断していた氏子祭を町内有志が再興し、盛大に祭礼を催したところ、不思議にも銀杏が多数の見事な実をつけたそうです。
これにより氏子や近郷の信仰を集め、以来、氏子祭を絶やすことがなく、銀杏も毎年実をつけていたと言われています。
今はその銀杏は無く、確かめようがないですが、大正10年(1921)に発行した「牛込町誌 第一巻」に書かれています。
今回いただいた御朱印
境内の右奥にあるマンションに社務所があります。
初穂料は、300円。
神楽坂若宮八幡神社オンラインツアー
神社の入り口です。鳥居は一か所。落ち着いた雰囲気を感じさせます。
降り口の右側には、由緒書きがあります。
鳥居をくぐります。
鳥居の先には燈籠、そして、狛犬がおられます。
この辺りにある神社の狛犬は、筋肉質な体系が多いですね。
その先には、左側に手水舎があります。
右側には、稲荷神社が鎮座。稲荷神社の左奥に社務所があります。
やや急な階段を上がると拝殿です。
■2017年5月17日撮影
神楽坂若宮八幡神社の情報はこちら
御祭神
仁徳天皇(にんとくてんのう)
応神天皇(おうじんてんのう)
ご利益
出世開運、子孫繁栄、武運長久
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり
御朱印帳:なし
祭事
1月15日:小祭
5月15日:中祭
9月15日:例大祭
鎮座地(住所)
〒162-0827 東京都新宿区若宮町18
アクセス
都営地下鉄大江戸線 「牛込神楽坂駅」A3出口より徒歩6分
JR中央・総武線 「飯田橋駅」西口より徒歩7分
東京メトロ有楽町線・南北線・東西線 「飯田橋駅」B3出口より徒歩9分
駐車場
なし
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