銀座の一角にある神社。歌舞伎座を改装した際に、歌舞伎座の正面玄関の右側に祀られました。
今回は、東京都中央区にある歌舞伎稲荷神社についてお話していきます。
主祭神は、
歌舞伎稲荷大明神
です。
東京・銀座で御朱印がいただけるとのことで、レポートします。
Contents
歌舞伎稲荷神社の特徴
創建、由緒は不明
歌舞伎座の改装のため、歌舞伎座の正面玄関の右側に遷座されました。
以前は、歌舞伎座の中にあり、歌舞伎俳優や劇場関係者、歌舞伎を見るために入った方しか参拝することができませんでした。
歌舞伎座の中にあった歌舞伎稲荷神社ですが、創建や由緒などは不明です。御祭神も歌舞伎稲荷大明神との情報のみ。
近くにある鉄砲洲稲荷神社の神職が祭祀を行っており、鉄砲洲稲荷神社の分霊を祀っているとも言われていますが、定かではないようです。
今度、鉄砲洲稲荷神社に参拝した際に、歌舞伎稲荷神社についても伺い、その結果を更新しますね。
歌舞伎興行の安全・大入り、観客・舞台関係者の平穏無事を願う
そんな謎が多い神社ですが歌舞伎稲荷大明神となり、歌舞伎座の守護として祀られています。
ご利益としては、歌舞伎興行の安全・大入り、観客・舞台関係者の平穏無事といわれています。
そのため、歌舞伎の初日と千穐楽に、奉告祭がおこなわれます。
歌舞伎俳優や劇場関係者は、楽屋に神棚があり、神棚にお参りしているとのことです。
今回いただいた御朱印
御朱印は書置きになりますが、歌舞伎座タワー5階の「お土産処 楽座」にていただけます。
初穂料は、300円。
御朱印帳も歌舞伎座にちなんで、歌舞伎役者や歌舞伎舞踊の演目の藤娘などが多数あります。
歌舞伎稲荷神社オンラインツアー
歌舞伎座の正面玄関からの写真です。
歌舞伎稲荷神社は、歌舞伎座の正面玄関の右側に鎮座しています。
くまさま。御朱印帳に社紋以外に押されている印は何でしょうか?
歌舞伎の文字の所に押されている印ですね。それは、歌舞伎座の座紋である「鳳凰丸(ほうおうまる)」と呼ばれてる印ですよ。
座紋なんてあるんですね。知りませんでした。
歌舞伎座の創設者のひとり、福地桜痴(ふくち おうち)さんが、新築した自宅の釘かくしに用いたこの紋を非常に気に入って、歌舞伎座の紋にも採用したんですよ。
歌舞伎稲荷大明神さまと鳳凰さまが歌舞伎座を見守っているのですね。
歌舞伎稲荷神社の情報はこちら
御祭神
歌舞伎稲荷大明神
ご利益
歌舞伎興行の安全・大入り、観客・舞台関係者の平穏無事
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり
御朱印帳:あり
歌舞伎座タワー5階「お土産処 楽座」にていただけます
(受付:10時~18時)。
祭事
歌舞伎の初日と千穐楽に、奉告祭がおこなわれます。
鎮座地(住所)
〒104-0061 東京都中央区銀座4-12-15
アクセス
・東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」より3番出口すぐ
・東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」よりA7番出口から徒歩7分
駐車場
なし
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