飼い猫が行方不明?
そんなときは、「失せ猫祈願」もやっており、お願いしたら、「迷い猫が帰ってきた」という実話が多々ある、「猫族守護神」にお参りに行きましょう!
今回は、東京都中央区日本橋にある、猫探しに絶大なご利益がある、三光稲荷神社についてお話していきます。
主祭神は、
三光稲荷大神(さんこういなりおおかみ)
田所稲荷大明神(たどころいなりだいみょうじん)
となります。
日本橋七福神めぐりをする際にも、末廣神社と椙森神社の間を移動する途中にあるので、ぜひお立ち寄りくださいね。
日本橋七福神めぐりについて知りたい方は、以下の2つの記事を見てくださいね。
→2時間で開運が手に入る!日本橋七福神めぐり。
→日本橋七福神めぐりを御朱印とともに紹介します。
Contents
三光稲荷神社の特徴
失せ猫祈願(迷い猫探しのご祈祷)をやっています
数々の迷い猫が帰ってきたという実話があります。
戦前までは、神主が常駐していたため、お願いすればすぐに、迷い猫探しのご祈祷(失せ猫祈願)をしていたそうです。
今では、神主が常駐していないため、残念ながら、すぐにその場でご祈祷をしてもらえません。
ただ、失せ猫祈願は行っており、願いごと(愛猫名、年齢、不明となった日時・経緯など)を記入して、近くにある化粧品店オキナに持っていくと、失せ猫祈願をしていただけるそうです。
郵送でも受け付けていただけるようです。
拝殿横の社務所の入り口に貼ってありました。
今でもお参りすると迷い猫が帰ってくるという、通称「猫稲荷」と呼ばれていて、猫探しのご利益があります。
特に有名なのは、新宿区下落合に住む、三島徳七(東大教授一治金学)、二三子ご夫妻が祈願したところ、三か月ぶりに無事に帰ってきたということで、神社の参道と石碑を建立されたそうです。
立派な参道と石碑はこちらです。
お礼の招き猫で商売繁盛?
境内には、迷い猫が帰ってきたお礼にと、招き猫がたくさん奉納されています。
拝殿横にずらりと並んでいます。
これだけでも、招き猫が20体近く奉納されているので、迷い猫探しにご利益があるのもうなずけますね。
商売繁盛のご利益もあるこの神社、この招き猫が福を招いてきてくれそうですね。
歌舞伎役者に霊光!
三光稲荷神社は、江戸時代、歌舞伎役者の関三十郎さんの屋敷内にあったそうです。
なんと、関三十郎さんは、境町中村座で演技中、場内に霊光のごとき閃きがあり、観客は彼の芸体に放光が見えたということで、賞賛され名声を不動のものとしたとのことです。
関三十郎さんの屋敷に、稲荷神社があったので、これは神明の加護によるものと考え、自分の名前の三と、光の2文字を使い、三光稲荷と名づけたそうです。
江戸時代には、娘、子供、芸妓の方の参拝者が多く、賑わいを見せていたということで、江戸落語にも「三光神社」「三光新道」が登場しています。
今回いただいた御朱印
御朱印は書置きとなりますが、近くの化粧品店オキナさんでいただけます。
オキナさんの場所は、神社を出て右手方向に歩くと、すぐに大通りに出るので、大通りを右手方向に4件ほど歩くとあります。
拝殿横にある社務所の入り口に書かれています。
今回いただいた御朱印
書置きとなりますが、化粧品店のオキナさんでいただけます。
初穂料は、300円。
この御朱印のバランスが完成されるまで、20年かかったそうです。
三光稲荷神社オンラインツアー
参道は神社の左右2か所から入れます。
こちらは東側です。
こちらが西側です。
石碑は西側にあります。
神社の入り口です。
鳥居の左右に狛犬が鎮座しています。
鳥居をくぐると、右側に手水舎があります。
手水舎の左側にボタンがあり、押すと柄杓1杯分の水が出てきます。
正面が拝殿です。
拝殿の左側に招き猫が奉納されています。
■2017年4月29日撮影
三光稲荷神社の情報はこちら
御祭神
三光稲荷大神(さんこういなりおおかみ)
田所稲荷大明神(たどころいなりだいみょうじん)
ご利益
迷い猫探し、猫に関する願いごと、鼠除け、商売繁盛
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり(神社近くの化粧品店オキナで書置きがいただけます)
御朱印帳:なし
祭事
2月牛の日:初牛祭
5月15日:例祭
10月15日:秋祭
鎮座地(住所)
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-1-13
アクセス
東京メトロ日比谷線 人形町駅
都営地下鉄浅草線 人形町駅
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅
駐車場
なし。
※近くにコインパーキングあり。
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