「水」「芸能」のパワーが強い場所で、過去を水に流して新たなスタートを切りませんか。
今回は、下谷神社(したやじんじゃ)についてお話していきます。
主祭神は、
大年神(おおとしのかみ)
となります。
西暦730年の奈良時代の創建で、都内で最も古い稲荷神社です。また、寛政10年(1798)には、寄席が初めて行われた場所として、「寄席発祥の地」にもなっています。
Contents
下谷神社の特徴
「水」「芸能」のパワースポット
下谷神社にいると、癒されるんですね。都会のパワースポット。そのパワーは、隆栄稲荷神社から、強く感じます。
下谷神社は、都内で最も古い稲荷神社。そして、隆栄稲荷神社は関東大震災で、唯一、火難を免れました。
そのことからも、都内でも強力なパワースポット。特に、「水」「芸能」のパワーが強いといわれています。
職業では、水に関する職業、芸能に関する職業にいい影響を与える。個人では、過去を水に流す、何かを清算するといった、新たなスタートを切るにもいいですね。
神社では、パワーを授かるとともに、ぜひ、参拝もして神様に感謝を伝えてくださいね。
拝殿の天井絵、横山大観作の龍
拝殿の天井には、日本画家の巨匠、横山大観作の「龍」の天井絵があります。
天井絵は、この拝殿の天井部分。
社務所の方にお伝えすれば、天井絵を観ることができます。
天井絵は、関東大震災で社殿が焼失し、昭和3年(1928)に現在の地に移転する際に、氏子一同が後世永く誇れる立派な絵を天井に掲げたいということで、横山大観氏に依頼したそうです。
横山大観氏は、お代をいただかず、奉納しました。そして、氏子たちに、大勢で両手に酒ぶらを下げて持ってこさせ、大宴会をしたというです。
お祝いをされた神様、社殿を建てるにも相当お金がかかった氏子の方たちにも嬉しい話ですね。
アヒルの「ガーちゃん」
境内にはこのようにアヒルがいます。
ガーちゃんと呼ばれ、マスコットキャラクターのような存在。社務所には、ガーちゃんのスタンプもあり、自由に押すことができます。
ガーちゃんは、スイートコーンが大好物だそうです。しかも、商品やグラム数まで指定されていますね。。
下谷神社にお参りの際は、ガーちゃんも可愛がってくださいね。
今回いただいた御朱印
御朱印は、2種類。神社の境内にある社務所にていただけます。
その他、朔日(毎月1日)と、お正月期間などに限定御朱印もあり。
下谷神社の御朱印
摂社の隆栄稲荷神社の御朱印
下谷神社オンラインツアー
神社の北側にある浅草通りにある、一の鳥居です。稲荷神社にふさわしく、朱色です。
一の鳥居の先には、二の鳥居です。
二の鳥居の左側(東側)には、手水舎。
二の鳥居の右側(西側)には、神楽殿。
そして、西鳥居があります。
二の鳥居の正面には神門があります。
神門をくぐると、正面に拝殿。拝殿の中に、横山大観作の龍を描いた天井画があります。
拝殿手前には、りりしい狛犬。
奥に社務所があります。
社務所には、”願掛けキツネ”や”龍の絵の絵馬”もあります。
神門を出て、拝殿の東側に、隆栄稲荷神社。関東大震災で隆栄稲荷神社のみ火難を免れたので、火防の神としても信仰されています。
突き当りを左に行くと、お狐様が多くおられます。
力石もあります。
右側には、お社。
隆栄稲荷神社の隣には、下谷神社のマスコットキャラクターとなっている、ガーちゃん。
その先には、北鳥居があります。
拝殿の天井画の龍が躍動感あふれて見事でした。
日本画家の横山大観作ですからね。
絵を描く時は、絵を持ち上げてもらい、下から見上げながら書いたそうですよ。
凄いこだわりですね。上を見上げながら絵を描くなんて僕にはできません。
下谷神社の情報はこちら
御祭神
【主祭神】
大年神(おおとしのかみ)
【配祀祭神】
日本武尊(やまとたけるのみこと)
【摂社】
・隆栄稲荷神社
宇賀魂命(うがのみたまのみこと)
ご利益
商売繁盛、家内安全、芸能向上
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり
御朱印帳:あり
祭事
1月1日:歳旦祭
1月2日:新年祭
2月節分日:節分祭
2月11日:紀元祭
2月15日:祈年祭
3月11日に近い日曜日:稲荷祭
5月11日に近い金・土・日曜日:例大祭
6月30日:夏越大祓
9月15日:敬老祭
11月15日:新嘗祭
12月31日:年越大祓
毎月1日・11日・15日:月次祭
鎮座地(住所)
〒110-0015 東京都台東区東上野3-29-8
アクセス
・JR各線「上野駅」より徒歩6分
・都営銀座線「稲荷町駅」より徒歩2分
・東京メトロ大江戸線「新御徒町駅」より徒歩5分
駐車場
あり(境内に1台駐車可。ただし、予約が必要。)
ホームページ
周辺の神社
・秋葉神社(→地図)
・矢先稲荷神社(→地図)
・五條天神社・花園稲荷神社(→地図)
・上野東照宮(→地図)
周辺地図