文治三年(1187年)の鎌倉時代初期、この一帯を興った武士団・吉川氏が創建した歴史ある神社。
今回は、吉川の総鎮守である芳川神社(埼玉県吉川市)についてお話していきます。
主祭神は、
建御名方大神(たけみなかたのおおかみ)
です。
Contents
芳川神社の特徴
見事な彫刻がある、江戸後期に再建された拝殿
現在の拝殿は、嘉永三年(1850年)に再建されました。
とても状態がよく、拝殿上の彫刻がみごとです。
正面の彫刻は、彫刻人石川鉄翁が71歳のときに彫られたといわれています。
今回いただいた御朱印
御朱印は境内にある社務所でいただけます。
芳川神社オンラインツアー
本殿の南側に参道入り口、一の鳥居があります。一の鳥居は両部鳥居で、本柱の禅語に短い控え柱を立てたものです。
一の鳥居をくぐり、参道を進むと二の鳥居があります。
二の鳥居をくぐったすぐ右側に手水舎。
参道途中には、一対の狛犬。
参道の正面が拝殿です。
拝殿の彫刻がみごとです。
拝殿の左側には境内社があります。芳川天満宮。菅原道真公をお祀りし、学業成就のご利益があります。
水神宮と松尾神社。水神宮は弥都波能売命をお祀りし、農耕守護、祈雨・止雨の神。松尾神社は大山咋命と狭依毘売命をお祀りし、土木建築、酒類業者の守神。
古峯神社。日本武尊をお祀りし、火防、開運の守神。
八坂神社。素戔嗚尊をお祀りし、病気平癒、厄除けのご利益があります。
稲荷神社。宇迦能御魂命をお祀りし、商売繁盛、産業興隆のご利益があります。
鹿頭大明神(ろくとうだいみょうじん)。諏訪神社(芳川神社に改める前の社号)の祭典に鹿頭を神饌物にします。
芳川神社の情報はこちら
御祭神
【主祭神】
・建御名方大神(たけみなかたのおおかみ)
【相殿神】
・経津主神(ふつぬしのかみ)
・愛梁大神(あいぜんおかみ)
【境内社】
・八坂神社
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
・古峯神社
日本武尊(やまとたけるのみこと)
・松尾神社
大山咋命(おおやまくいのみこと)
狭依毘売命(さよりひめのみこと)
・稲荷神社
宇迦能御魂命(うがのみたまのみこと)
・芳川天満宮
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
・水神社
弥都波能売命(みづはのめのみこと)
ご利益
武運長久、五穀豊穣、盛業繁栄、国土開発、海上守護、交通安全、恋愛成就
御朱印・御朱印帳
御朱印:あり
御朱印帳:あり
祭事
1月1日:元旦祭
1月17日:芳川神社春祭武佐弓始式
2月3日:節分祭
2月25日:初天神祭
3月:初午祭
4月1日:だるま市
4月21日:古峯神社例祭
7月15日:八坂祭り大祭
10月23日:芳川神社例祭
11月20日:芳川神社秋祭
鎮座地(住所)
〒342-0056 埼玉県吉川市平沼315-1
アクセス
・JR武蔵野線「吉川駅」より徒歩15分
駐車場
無料駐車場あり
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