20章.私が面接対策をした時のこと

新緑

こんにちは、久川和人です。

前回は、「転職するために履歴書や職務経歴書を書かなければならず、インターネットを活用しながら志望理由や自己PRを書き上げた。」というところまでお話しました。

前回の日記

19章.私が志望理由や自己PRを書いた時のこと

今回は、私が面接対策をした時のことについてお話していきます。

面白いと思うことをやる

私は仕事を楽しんでいませんでした。起きている時間の大半を仕事に費やしているのに、仕事を楽しめないということは、人生を楽しめないのと同じことです。

でも、仕事を楽しんでいる人は果たしてどれだけいるのでしょうか?

私は、仕事というのは、家族のため、お金を稼ぐために、いろいろな我慢をしながらするもの。だから、仕事を楽しんでいるなんて人はほんの一握りの才能のある人だけだと思っていました。

でも、こうして好きなことをブログに書いたり、インターネットを活用した仕事をしたりしていると、仕事に対して、

”楽しいことしかしない。”

”我慢をしない。”

という人たちが沢山いるということに気が付きました。

しかも、「楽しいことしかしない。」、「我慢をしない。」といった、ある意味、”わがままな人”の方が成功しているのです。

仕事、すなわち人生を楽しんでいる人は面白いと思うことを追求するうちに、ビジネスチャンスも見つかっているのです。

でも会社員だと、どうしても、

”楽しいことしかしない。”

”我慢をしない。”

ということだけをするのは難しいですよね。上司からの命令やお得意様からの依頼があったりするので、断るわけにもいかない。

そのようなときは視点を変えて、「評価されたい」と思うのではなく、「いかにうまくやるか」を自分なりに考えるといいです。

「いかにうまくやるか」を考えるときに、仕事をただ結果を出すゲームと思うことがコツ。例えば、デスクワークであればパソコンの操作、接客業であれば話し方や着こなし方といった技術面に目を向けるのもいいです。

そのように、自分がレベルアップできたと感じると、嫌な仕事でも少しは面白く感じるようになっていきます。そうして、徐々に積み上げた結果を楽しめたら、幸せも感じられると思います。

私が実践している”面白いと思うことをやる”のお話でした。

それでは、19章からの続きをお話していきます。

求人の申し込み

週末に人材紹介会社に、5社分の履歴書と職務経歴書を送りました。そして、月曜日になり、さっそく人材紹介会社の担当者から、履歴書と職務経歴書の内容についていくつか指摘事項がありました。

人材紹介会社では、履歴書と職務経歴書の内容を確認し、できるだけ書類審査に合格するようにアドバイスをいただける。そのアドバイスによって、インターネットで参考にした文章とほぼ同じような内容が見違えたように変わったのです。

それは、自分の言葉で表現しているような文章。私が思っていたけど、表現できなかったことが書かれていました。

「こんな表現方法があるんだ。」

私はそのアドバイスに沿って、履歴書と職務経歴書を修正し、提出しました。

それと、人材紹介会社の担当者から、応募する会社が少ないとのことで、いくつかの会社の求人票がメールで送られてきました。

私はとりあえず、追加でいくつかの会社向けに履歴書と職務経歴書を作成し、人材紹介会社の担当者に送ります。

履歴書と職務経歴書のひな型ができると、他の会社向けに志望理由を少しだけ変えればいいので、作成するのが簡単です。そのように、簡単に作成することができると、一つの目的が達成されたことで、自然と自信にもつながっていき、履歴書と職務経歴書を作成するのが苦にならなくなっていきました。

書類選考の結果

そして、応募して早い会社だと、翌週には、書類選考の結果が返ってきます。結果は残念ながら不採用ばかり。

人材紹介会社の担当者から不採用との電話が入ると、ショックではあります。でも、転職をしたくて応募しているのにおかしな話ではありますが、少しだけ安心した気持ちもあるのです。

それは、

「書類選考を通過すると、面接が待っているから」

なのです。

面接を受けるということは、当然、面接の対策をしなければいけません。面接官からの質問に答えたり、自分から質問をしたりと準備が必要になります。その面接の対策をどのようにしたらいいのかがわからないのです。

そのようなことは、人材紹介会社の担当者と相談すればいいのですが、面接時には自分の口から自分の言葉で、しかも何も見ずに話をしなければいけません。しかも非常に緊張してしまい、いくら対策をしたところで面接になったら頭が真っ白になるに決まっています。

おまけに、転職したいという気持ちだけなので、その会社に行きたくて面接を受けるわけではないのです。

そのため、面接で話せる自信がなく、面接を受けたくないという気持ちが強くあるのでした。

人材紹介会社の担当者からの電話

求人を応募してから2週間が経ち、ほとんどの会社から不採用の連絡がありました。応募した会社も残り3社となり、追加の求人に応募しようと、履歴書を書いているときでした。

人材紹介会社の担当者から電話があり、うれしそうな口調です。

「久川さん。おめでとうございます。なんと2社ほど面接の依頼がありました。」

私はびっくりして、

「えー。2社同時ですか。それは困ります。」

と思わず本音がでました。それは同時に2社の面接対策をしなければいけないからです。

ただ、書類選考が合格した2社は、いずれも同業他社。ですので面接対策としては、志望理由だけ多少変えれば何とかなりそうでした。

面接対策については、後ほどメールでアドバイスをいただけるとのことでしたので、面接日程だけ調整して、電話を切りました。

しかし、面接に進めたのはいずれも同業他社のみ。やはり、同じ業界は人手不足のようです。それに、経験のない業種では、私の年齢が高いことも問題の一つだと思いますが、私のスキルでは応募しても採用してもらうのが難しいということを実感しました。

面接対策

面接日は、1社目が3日後、2社目が1週間後の夜18時半からとなりました。面接対策はというと、人材紹介会社の担当者から面接で聞かれる質問の一覧がメールできていて、その回答を考えて、メールで返信して添削してもらうというものでした。

「やっぱり私には無理。」

質問の一覧は20項目以上もあり、中には回答するのが難しい質問もあり、それを見た瞬間に諦めようと思ったほどです。

ただ、メールを返信しないわけにもいかず、難しい質問は的を射ていないような適当な回答になっていました。

そして、メールを返信してしばらくすると、添削結果と模範解答がきます。

「最初から模範解答をくれればいいのに。。」

そんなことを思いながら、模範解答を見ていましたが、私の口からしゃべったことがないようなことばかりが書かれていて、とても面接では話せそうにもない内容でした。

「暗記できるような内容でもないし、アドリブで話せる内容でもない。こうなったら面接では、質問されたことに対してその場で考えて答えるしかない。」

すでに諦めた気持ちになっていました。そして、今度は面接時間に間に合うように会社を出られるかということが気になってきました。

最近も帰りが遅いため、面接の日は早く帰らなければいけません。

「面接の日は会社を休んだ方がいいかもしれない。でもそんなに短い期間で何日も休むわけにもいかないし・・・」

そんなことばかりを考えるようになり、面接対策が一向に進まないのです。

「自己PRだけでも上手く話せるようになろう。」

そう思って、自己PRだけは自分の言葉で話せるように心の中で練習をしていました。

練習の成果

1社目の面接の前日になりました。

自己PRだけでも上手く話せるようになろうと努力しましたが、一向に覚えられません。それに、せっかく人材紹介会社の担当者が面接対策にメールでくださった模範解答も覚えていない状態。

面接する前から、自己PRも上手く言えない、模範解答も覚えられない自分に挫折感を味わっていました。

そして夜に人材紹介会社の担当者から電話がありました。

「面接対策はどうですか?」

私は少しだけ見栄を張って回答。

「自己PRや模擬回答はある程度言えるようになりました。ただ、緊張すると言葉にできるか不安です。」

人材紹介会社の担当者は優しく返答します。

「面接は誰でも緊張するものです。面接官も緊張しているのはわかっているので、ゆっくりでもいいので、話すようにしてくださいね。」

その後、少しだけ面接対策の話をしてから、最後に、

「面接が終わったら連絡くださいね。」

と言って電話を切りました。

私はその後、不安を紛らわすように

「なるようになるさ。」

と自分に言い聞かせて早めに寝ることにしました。

(つづく・・・21章.私が1社目の面接を受けた時のこと


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