1章.私が「うつ病かもしれない」と気づいた時のこと

空

こんにちは。久川和人です。

今回は、神社の紹介から離れて、私が「うつ病かもしれない」と気づいた時のことについてお話していきます。

システム開発のプロジェクトマネージャーをしていました

うつ病を発症したのは、5年前になります。

その頃、私は、システム開発プロジェクトでプロジェクトマネージャーという立場で、プロジェクトを成功すべく、お客様との窓口・調整、プロジェクトメンバーの管理をしていました。

しかしながら、今のご時世、慢性的な人出不足に加え、受注金額が少なく人の補充する費用もありません。

そのため、どのプロジェクトも必要な人数が集められず、また、必要な技術スキルも足りない状況でプロジェクトを進めなければいけません。

当然ながら、プロジェクトメンバーの負担も大きくなります。

そんな状況なので、多かれ少なかれ必ず問題が発生します。また、お客様からも無理な依頼などもあります。

これ以上、プロジェクトメンバーに負担をかけることもできない。でも、私は人と接するのが苦手なので、困った時に、相談したり、頼ったりできる相手もいない。
(このことは、記事に書いています。→人と接するのが苦手です。

それでも何とか自分で解決できるようにしてきました。でも、どうしても自分で解決できないことが出てきます。

そのようなことが続いてくると、問題を先送りしたり、問題から逃げるようになっていました。

それでも、今までは、何とか切り抜けてきました。それが奇跡だったのかもしれません。

しかし、今回だけは、どうすることもできず、精神的に追い込まれてきました。

起き上がれない

プロジェクトが半年ぐらい続いた頃、私の体に異変が現れます。

食事の量が減り、昼食は取らないか、取ってもパン1個程度。睡眠時間は4時間程度ですが、布団に入ってからも、プロジェクトの不安、やらなければいけないことが頭から離れず、ほどんど眠ることが出来なくなりました。

そのような状態なので、朝起きるのに時間がかかるようになり、昼間も仕事に身が入らず、思うように仕事が出来なくなってきました。問題も増えていくばかりです。

そんなある日の朝、布団から起き上がることができなくなりました。

その日は会社を休みましたが、お客様からは携帯に電話も来ますし、不安だらけで心が休まることもありません。

今までは、「人間関係が苦手、仕事に自信がない」ので辛いのだと思っていましたが、起き上がれない自分に対して、「うつ病ではないか」と強く意識し始めました。

それでも、翌日は会社へ行きました。

そして病院へ

週末、近くの心療内科へ行きました。

検査でしょうか。アンケートのようなものを記載しました。

そして診察です。医師から「うつ病です。」と言われました。

私はうつ病だと思って心療内科へ行ったので、医師からうつ病と言われても驚きもしませんでした。

医師との会話はほとんどせず、うつ病の治療薬と睡眠剤を処方されました。

この日から、うつ病治療が始まりました。

(続く・・・ →私がうつ病の治療を始めた時のこと



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