12章.私が心療内科でショックを受けたこと

曇り空

こんにちは、久川和人です。

前回は、
「心療内科の主治医が辞めることになり、最後の診察が終わりました。
そして、会社では、派遣先から戻った後、仕事を与えてもらえず、部内の会議にも参加させてもらいない状態。
上司との面談でも、『評価は良く付けられない。』と一方的に言われて、私の話を聞いてもらえない。
そして、私は会社にいられないと思い、転職を決意する。」
のところまでお話しました。
(前回の日記→私が転職を決断した時のこと

今回は、私が心療内科でショックを受けたことについてお話していきます。

行動することは難しい

転職活動を始めようと思いましたが、なかなか行動に移せません。

うつ病ということもあるかもしれませんが、新しいことにチャレンジするということが面倒なんですね。

今のまま、仕事もほどんど与えられず、することもない状態が続くのも精神的につらいです。

でも、行動することもできません。

自論ですが、人間は基本的には、現状を変えようとすることに抵抗を感じます。自分では気が付かないのですが、人間の脳は現状維持をしようとするのです。

そのため、現状を変えようと行動する時に、変えたくない理由を探し始めます。

転職のことだったら、

  • 「この年齢で、今の役職、スキルで、転職先があるの?」
  • 「履歴書や職務経歴書にある自己アピールをどう書けばよいのか?」
  • 「転職先の会社のことがわからないのに、面接で志望理由をなんて言えばいいの?」
  • 「面接日時を調整しても、急な仕事が入って、面接時間に間に合わないこともあるかも。」
  • 「今より給料が下がったり、仕事が大変になったらどうしよう。」
  • 「転職先の仕事の内容や、周りの人が合わなかったらどうしよう。」

なんて、先がわからないことに対して悩んでばかり。そのため、いくら悩んでも結論が出ません。

相談する相手もいないので、結論は出ません。悩んだままで先に進まない、そんな状態が続きました。

ポジティブに考えられれば、

  • 「十分なスキルがあるので、この年齢でも転職できる。自己アピールもできる。」
  • 「自分で考えても志望理由が浮かばなかったら、転職コンサルタントに聞いてみよう。」
  • 「面接時間に間に合うように、体調が悪いとか予定があるとか言って、会社を出る。」
  • 「あまりにも給料が少ないようなら、採用されても辞退すればいい。」

などとなり、自信にもつながるし、行動することが簡単にできるようになるのですが、残念ながら私の脳はネガティブ思考のままでした。

主治医が変わることへの不安!!

そのような状態の中、心療内科の予約していた日が来ました。

今まで私を診てくれていた主治医は辞めてしまい、後任の主治医は誰なのかわかりません。

「後任の主治医とはうまくやっていけるのだろうか?」
「後任に主治医には、また一から私の症状や過去の出来事を話さなければいけないのだろうか?」
「そもそも後任の主治医が決まっているのだろうか?」

心療内科に行く前日の夜から不安が強くなってきて、ほとんど眠ることができませんでした。

うつ病を治すために心療内科へ行くのに、その心療内科へ行くこと自体がうつ病の原因の一つになっている。

おかしな話ですが、その時の私は不安が強くて、うつ病が悪化しているようでした。

心療内科に行く日の朝は、心療内科に行きたくないという気持ちでしたが、家を出て、心療内科の受付に診察券を出しました。

私が診察に呼ばれるまでの間も、まだ見ぬ主治医に対して、とにかく不安な気持ちでいっぱいです。

心の中では、診察に早く呼んでと思う一方で、診察に呼ばれたくないという気持ちが同時に現れて、自分でもどうすることができないような状態。

不安な気持ちの上に、次から次へと不安がおおいかぶさっていき、どんどん心が重たくなっていくようでした。

そんな状態が30分ぐらい続き、ついに、診察室に呼ばれました。

後任の主治医は?!

診察室に入ると、若い男性の先生が二人座っていました。

そして、すぐに、その若い先生の二人から、めんどくさいというような雰囲気が伝わってきます。

「なんで先生が二人いるんだろう。しかも、どっちの先生も話しづらそうだなあ。」

と思いました。

挨拶もなく、先生の一人から、今の状態について聞かれます。

私は、会社や家にいても不安なことを伝えました。

いつもなら、主治医から、どうすればいいのかアドバイスをもらえていたのですが、二人の先生は、何も返答がありません。

しばらくして、二人の先生は、私が今飲んでいる薬が気に食わないのか、薬について小声で相談した後に、

「今の薬を続けてください。」

と言っただけ。

そのあと、二人の先生は、質問を受け付けてもらえるような雰囲気はまったく感じられません。

先生か違うだけでこんなに対応が変わってしまうんです。

しかたなく、そのまま、診察室を出ました。

診察時間は、2、3分。薬をもらうだけのために心療内科へ行ったようなもの。

いいえ違います。

薬をもらうだけではなく、今までは、主治医に相談して、いろいろなアドバイスをもらっていたので、「診察はそれだけ」と驚くと同時に、とっても悲しい気持ちになりました。そして、同時に、なぜか自分が悪いことをしたような気持ちも、もらったようです。

それは、「今の薬を続けてください。」とだけしか言われなかったのは、私が何か先生に対して気を悪くすることを言ったり、言い方が悪かったのか、それとも、先生に対する私の態度が悪かったのか、など、私に非があったのではないかと思ったからです。

今までだったら、診察が終わった後は、不安が和らぎ、気持ちが落ち着くのですが、それは遠い過去の出来事。

心療内科の最初の診察の時に看護師さんが言った一言、

「つらかったでしょう。無理をしなくてもよいのですよ。」

その言葉が跡形もなく消え去っていこうとしていました。そして、同時に、うつ病を治してもらえる、治るんではないかと思っていた希望の光も消えていこうとしていました。

前の主治医がいなくなった、それは、心を許せる人がいなくなったこと。そのことを実感しました。

そして、心の中は、あっという間に闇に閉ざされていきます。

それでも、

「そもそも心療内科って、薬を処方してくれるだけ。私の話を聞いて、アドバイスが欲しいならカウンセリングに申し込むんだよね。今までの主治医はいろいろとやりすぎだったんだよ。」

って、自分を納得させようとしました。

でも、納得するどころか、悲しさと罪悪感だけが心の中で膨らんで、胸が苦しくなります。

「会社でも、心療内科でも、なんで私はこんなにいじめられなければならないのだろう。」

悲しい気持ち・みじめな気持ち・裏切られた気持ちと、悪いことをしたという気持ちしか思い浮かばない状態で、会計を待っていました。

そんな私を見てかどうかはわかりませんが、唯一、私に救いの手を差し伸べてくれる人が現れました。

それは、看護師さんです。

お会計の時に看護師さんが現れて、

「主治医が合わないようなら言ってください。変更することもできますよ。」

と言ってくれました。

でも、せっかく救いの手を差し伸べてくれたのに、私には、「お願いします。主治医を変更してください。」とは言えませんでした。

自分が悪いという気持ちがあり、そんなことを言ったら、心療内科に行きづらくなってしまうという気持ちもあったのでしょう。そして、当時の私は、自分の意見がはっきり言えないという性格的なこともあったと思います。

看護師さんに私は、「わかりました。」としか言えませんでした。

その心療内科は、診察室が4部屋ほどあり、先生は8人ぐらいいるようです。

その時、勇気を出して、「主治医を変更してください。」と言えたなら、また気の合う先生とめぐり会えたかもしれません。

結局、いつもどおり次回の予約を取って、心療内科を出ました。

でも、いつもと違うのは、心療内科に行った後なのに、気持ちがどんどん沈んでいくということでした。

(続く・・・私が転職活動を始める時のこと



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